子どもの本を読む試み いきがぽーんとさけた
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『古事記』 [上の巻] 14 大国主神の妻問い物語
ところで大国主神(オオクニヌシノカミ)は、すでに八上比売(ヤガミヒメ)という妻がいましたが、前節の通り須佐之男命(スサノオノミコト)の娘である須勢理比売(スセリビメ)という新しい妻を正妻として連れて帰ったのでした。

ヤガミヒメはスセリビメに遠慮して、子を残し因幡の実家へ帰ってしまいました。一族の繁栄のためには沢山の子を儲けなくてはならないとはいえ、それにしてもオオクニヌシノカミは恋多き神でした。



あるときオオクニヌシノカミは越国(こしのくに、北陸地方)に沼河比売(ヌナカワヒメ)という美しい姫がいると聞き、求婚するためにその家を訪ねて歌を詠みます。オオクニヌシノカミとヌナカワヒメは愛の歌を詠み交わし、二人は結ばれます。

このようにしてオオクニヌシノカミは国を広げるたびに、各地の女性と交わり、多くの子供を授かってゆきます。



このようなありさまで、国許で悲しい思いをしていたのは正妻のスセリビメでした。オオクニヌシノカミは、出雲から大和国(奈良)へ出陣しようとした時、あまりに寂しそうにしていたスセリビメに歌を読んでいます。そしてスセリビメも歌を返しました。

そして二人は盃を交わし、愛する心の変わらないことを固く誓い合います。



この節では、登場者の心情が長い歌によって語られます。そこにスポットを当てたいのなら必須ですが、古事記全体のお話の流れとは関係が薄いので、このブログでは割愛します。興味がある方は青空文庫などを参照してください。





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