子どもの本を読む試み いきがぽーんとさけた
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日本の昔話 1 より 『夢買い長者』 正夢に関する物語
短いお話です。とあるおじいさんが大晦日の晩に奇妙な夢をみます。その夢はおじいさんが宝物を積んだ大船に乗っておばあさんの内股に乗り込んだというものでした。元旦の朝おじいさんはその夢の話をすると、おばあさんはそのたわいない夢におじいさんを馬鹿にすると、ふたりは大喧嘩になってしまいました。

この喧嘩を聞きつけて、隣のおじいさんが駆けつけます。そして夢の話を聞くと隣のおじいさんはその夢売ってくれというのでした。隣のおじいさんはいくらかのお金を出してその夢を買います。

夢を買ったおじいさんは、その日の晩に川を船で渡ってきたという不思議な人たちを家に招いてもてなすのですが、彼らはいつの間にか消えてしまいます。そして、川に行ってみると宝の山を積んだ船だけがありました。



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夢を見たおじいさんの夢は、正夢だったのでしょうか。隣のおじいさんは、その夢を買って、自分の正夢にしたということなのでしょう。果たして宝物を積んだ大船は、隣のおじいさんに訪れます。



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18:40 : 日本の昔話 1 早春 : comments(0) : trackbacks(0) : チキチト :
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