読書雑記 - 新美南吉を読む
2020.04.19 Sunday
宮沢賢治と新美南吉(代表作『ごん狐』)は、同じ時代を、地方で教師を務め若くして亡くなった童話作家(宮沢賢治37歳没、新美南吉29歳没)という共通点から比較されることが多い。
賢治が、独特の宗教観・宇宙観で人を客体化して、時にシニカルな筆致で語るのに対し、南吉はあくまでも、人から視た主観的・情緒的な視線で、自分の周囲の生活の中から拾い上げた素朴なエピソードを、脚色したり膨らませた味わい深い作風で、「北の賢治、南の南吉」(賢治が岩手、南吉が愛知)と呼ばれ、好対照をなしている。
宮沢賢治については、もうすでに全集を読んだので、新美南吉を青空文庫で読んでいきたいと思います。
賢治が、独特の宗教観・宇宙観で人を客体化して、時にシニカルな筆致で語るのに対し、南吉はあくまでも、人から視た主観的・情緒的な視線で、自分の周囲の生活の中から拾い上げた素朴なエピソードを、脚色したり膨らませた味わい深い作風で、「北の賢治、南の南吉」(賢治が岩手、南吉が愛知)と呼ばれ、好対照をなしている。
宮沢賢治については、もうすでに全集を読んだので、新美南吉を青空文庫で読んでいきたいと思います。
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