子どもの本を読む試み いきがぽーんとさけた
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>



読書雑記 - 新美南吉を読む
宮沢賢治と新美南吉(代表作『ごん狐』)は、同じ時代を、地方で教師を務め若くして亡くなった童話作家(宮沢賢治37歳没、新美南吉29歳没)という共通点から比較されることが多い。

賢治が、独特の宗教観・宇宙観で人を客体化して、時にシニカルな筆致で語るのに対し、南吉はあくまでも、人から視た主観的・情緒的な視線で、自分の周囲の生活の中から拾い上げた素朴なエピソードを、脚色したり膨らませた味わい深い作風で、「北の賢治、南の南吉」(賢治が岩手、南吉が愛知)と呼ばれ、好対照をなしている。

宮沢賢治については、もうすでに全集を読んだので、新美南吉を青空文庫で読んでいきたいと思います。



JUGEMテーマ:童話




18:24 : ■ 新美南吉を読む : comments(0) : - : チキチト :
■ホーム ▲ページトップ